新築住宅の部屋数はいくつ?家族構成別おすすめの間取り
新築住宅を建てる時、気になるのは部屋の数ではないでしょうか。
広い家や部屋数の多い家は憧れるけれど、自分達に最適な部屋数はどれくらい?
部屋数を決める時は、何を基準に考えればいいの?
今回はそんなお悩みに答えていきます。
新築住宅の間取りを考えるポイント
新築住宅の間取りを考える時に重要なポイントは3つ。
・家族構成
・どんな部屋が必要か
・余った部屋はどう使う?
この3つのポイントをおさえておけば安心です。
では、それぞれ見ていきましょう。
家族構成は?
まずは「家族構成」です。
これは、新婚や夫婦+子ども、子どもが巣立った後、介護が必要になった時でそれぞれに最低限必要な部屋の数が違います。
しかし、家をその段階ごとに建て替えることは不可能ですよね。
そのため、家を建てる時の家族構成はそれぞれ違いますが先を見越して、それぞれのライフステージに対応できるような間取りにや部屋数にしておくことが大切です。
もしも、予算に余裕があれば、部屋の数にゆとりを持たせておくと安心です。
どんな部屋が必要?
最低限必要な部屋は、寝室、リビング、キッチン、夫婦の部屋、子どもの部屋ではないでしょうか。
子どもが小さいうちは、家族全員で寝ることが一般的なため、子どもの個室は必要ないかもしれません。
しかし、子どもが成長し小学校高学年程度になってくると、子どもの自立を促したり、子どものストレス軽減のためにも個室を用意したいですね。
余った部屋の活用方法は?
子どもたちが大きくなり個室が必要になったときに備えて、部屋を多めに作っておきたい方も多いかと思います。しかし子どもが小さいうちや、巣立った後に空き部屋のままではもったいないですよね。新築住宅を建てる際には、余った部屋の活用方法も少し考えてみましょう。
【余った部屋の活用方法の例】
・趣味の部屋として利用する
・家族の勉強部屋として利用する
・ゲストルームとして使う
・将来の介護部屋として準備しておく
家族構成別おすすめの間取り
家族の人数や構成によっておすすめの間取りには違いがあります。
子どもの人数や両親との二世帯同居など家族の形はそれぞれです。
ここからは、家族構成別におすすめの間取りを紹介していきます。
夫婦2人暮らし
夫婦2人暮らしの場合、1~2LDKでも十分にゆとりをもってすごせます。しかし新築戸建ての場合は、お子さんができたあとのことも考えて3LDK以上にされる方が多いです。
3LDKあれば、最低限必要なリビング、キッチン、寝室とは別に夫婦それぞれに自分の部屋をもてます。仕事の帰りが遅かったり、夫婦それぞれ在宅ワークになったりしても、ストレスなく過ごせるでしょう。
夫婦+子供1人のファミリー
夫婦+子ども1人のファミリーの場合、3LDKあれば十分です。
3LDKあれば、1部屋を寝室、1部屋を子ども用に、もう1部屋を夫婦の部屋として利用することが出来ます。
また、夫婦の部屋は必要ないと思われる方でも、趣味の部屋や勉強部屋、ゲストルーム、リモートワーク用のワークスペースとして利用することが出来ます。
夫婦+子供2人のファミリー
夫婦+子ども2人のファミリーの場合、3LDK~4LDKあれば安心。
3LDK以上あれば、子どもが成長しそれぞれの部屋を持つことが可能です。
子どもが巣立ったあとも、部屋数の余裕があれば、子ども家族が遊びに来た時に寝泊まりできるでしょう。
夫婦+子供3人のファミリー
夫婦+子ども3人のファミリーの場合、最低でも4LDKあれば、子ども達がそれぞれに部屋を持つことが可能です。
子どもの部屋に行くためには、夫婦の部屋の前を通らなけらばならない間取りにしたり、リビングを必ず通らなければならないつくりにしておけば、子どもの様子をしっかりと見ることができ安心です。
両親との二世帯同居
両親との二世帯同居には、子ども世帯の部屋+両親の部屋+リビング+キッチンなどが最低限必要です。
また、生活時間の違いでストレスがたまりそうな場合は、完全分離の二世帯住宅を検討してみてもいいかもしれません。
それぞれのキッチンやお風呂などもあり、生活時間が違ってもお互いに迷惑をかけずに生活することが出来ます。
まとめ
今回は、新築住宅の部屋数と間取りについてお伝えしました。
新築住宅を建てる際には、家族構成や必要な部屋、余った部屋の利用方法などを考慮したうえで間取りを検討していきましょう。
そして、新婚夫婦やこれから子どもが増える可能性のある夫婦は、家族の変化に対応できるように、予算に余裕があれば部屋数のゆとりを持たせておくと安心です。
実用性と機能性を兼ね備えた理想の家を作っていきましょう。