香川で新築住宅を建てたい!まずやることは?
「そろそろマイホームが欲しい!」と思っていても、なにから始めればよいのかわからない人が多いのではないでしょうか。
だれもが新築住宅を建てる初心者さん。楽しみと不安が入り混じって、複雑な心境ですよね。
今回は新築住宅を建てる際、まずやることについて解説します。参考にしていただき、ぼんやりとした計画を一歩ずつ進めましょう。
新築住宅でまずやること①資金計画
新築住宅を建てるとき、なによりも大切なのは「お金」の問題。資金計画をしっかり立てないと、せっかくマイホームに引っ越しても生活が不安定になりかねません。
毎月のローン返済額を考える
毎月のローン返済額を考えるときには、年収から「返済負担率」を出してみましょう。
(例)
年収320万円・毎月の返済額6万円
返済負担率=(6万円×12)÷320万円×100=22.5%
無理なく返済できる返済負担率は、一般的に「25%以下」といわれています。
しかし、家庭によって必要な支出はさまざま。教育費や車のローン・医療費など、住宅ローン返済以外に毎月かかるお金を考慮しなければなりません。改めて家計を見直して、いくらなら毎月無理なく返済できるかを考えましょう。
住宅ローンの借入額を計算する
毎月のローン返済額が決まれば、そこから金利・返済期間などを考慮して住宅ローンの借入額が計算できます。複雑な計算になるので、金融機関の計算ツールなどを活用しましょう。(例:フラット35ローンシミュレーション)
■金利1%・返済期間35年・元利均等返済の場合の借入額
毎月のローン返済額 | 住宅ローンの借入額 |
月5万円 | 1,771万円 |
月6万円 | 2,125万円 |
月8万円 | 2,834万円 |
月10万円 | 3,542万円 |
月13万円 | 4,605万円 |
月15万円 | 5,313万円 |
返済期間は長ければ長いほど、住宅ローンの借入額は大きくなります。
自己資金をプラスして総予算を決める
先ほど計算した住宅ローンの借入額に、貯金などから捻出できる自己資金を頭金としてプラスしたのが、住宅の総予算です。
自己資金は、住宅ローンの頭金や諸経費を支払う際に必要で、物件価格の2〜3割ほどあると安心です。諸経費とは住宅ローン以外に支払う手付金や保証料・各種保険料などで、新築住宅の場合物件価格の5〜7%ほどかかります。
すべての貯金を自己資金に充ててしまうと、いざというときに使える現金がなくなってしまいます。ある程度の現金は手元に残しつつ、頭金の額を決めましょう。
新築住宅でまずやること②希望条件の整理
「入居予定時期やスケジュール」「住みたいエリア」「理想の生活や住宅のイメージ」などの希望条件を整理してみましょう。
入居予定時期やスケジュール
出産・進学・転勤など、ライフステージが変化するタイミングで新築住宅を購入する人も多いはず。物件探し〜入居までの期間はそれぞれ違いますが、完成している建売住宅であれば、最短2〜3ヶ月ほどで入居できます。
注文住宅の場合は土地探しからのスタート。何度も打ち合わせをして設計→着工→引き渡しなので、最低でも1年以上前から余裕を持って動き出しましょう。
住みたいエリア
「今住んでいる家の近くで探したい」「○○小学校の学区がいい」など、住みたいエリアがある程度決まっていれば、集中的に物件を探せます。
しかし、はじめから狭いエリアに絞ってしまうと、ほかの希望条件と合わなくなってしまう場合も。まずは大まかなエリアで探すくらいの感覚がおすすめです。
理想の生活や住宅のイメージ
「子育てしやすい間取りがいい」「和モダンの外観がいい」など、理想の生活や住宅のイメージを明確にしましょう。家族で意見を出し合って、イメージをすり合わせるのも大切です。
家族全員の希望を100%叶えるのは難しいかもしれませんが、優先順位をつけながら理想の住まいを探しましょう。
新築住宅でまずやること③住宅会社探し
理想の新築住宅を購入するためには、どの住宅会社を選ぶかはとても重要。安心して任せられる業者選びのコツを説明します。
エリア内の住宅会社を探す
まずは、インターネットや情報誌・サービスカウンターなどを活用してエリア内の住宅会社を探しましょう。
複数のツールで調べてみると、たくさんの住宅会社がヒットするはず。各社のアピールポイントや施工例などを参考に比較してみましょう。
また、エリア内で実際に家を建てた知り合いから、経験談を聞くのもおすすめですよ。
住宅会社に問い合わせて話を聞く
ある程度候補が絞れたら、実際に問い合わせて話を聞いてみましょう。
ホームページでは気に入ったところでも、担当者と話してみるとあまり相性がよくない…というケースも。
住宅会社とは長い付き合いになります。わからないこと・不安に思っていることは遠慮せずに相談し、誠実に対応してくれるかどうかを見極めましょう。
モデルハウスや見学会へ足を運ぶ
マイホームの仕上がりを具体的に想像できるように、モデルハウスや見学会へ足を運びましょう。実物を見てみないと、どの住宅会社がよいのかは判断できません。
外観や内装はもちろん、家の中に入ったときしか感じられない空気感(温度・湿度・匂いなど)を体感してみましょう。
まとめ
マイホームを建てる際にまずやることは、①資金計画・②希望条件の整理・③住宅会社探し」の3つ。「もっとこうすればよかった」と後悔しないよう、家族でしっかり話し合いながら慎重に決めるのが重要です。
信頼できる住宅会社と出会えたら、不安な点はなんでも相談して、納得のいく新築住宅を手に入れましょう。