新築住宅を建てたいならどこに相談するべき？あなたにピッタリの相談先
家を建てるのは、ほとんどの方にとって初めてのこと。何からはじめればいいのかわからない方も多いかと思います。そんな時は住宅のプロに相談しましょう。「あなたがどんな家に住みたいか？どんな資金計画なのか？どこに建てるのか？」などによって、最適な相談相手は変わってきます。
こちらでは、相談するべきポイントや相談先にどんなところがあるのかをご紹介いたします。この記事を読んで、あなたにピッタリのパートナーを見つけてくださいね。
新築住宅を建てる際に相談すべきポイント3選
まずは、どんなことを相談すればよいのかもわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、新築住宅を建てる際に押さえておきたいポイントをご紹介いたします。
【ポイント1】家の建て方は注文住宅？建売住宅？
新築住宅は「①注文住宅を建てる、②建売住宅を購入する」と大きく分けて2パターンあります。
・注文住宅：家を建てる土地を持っている方。住む家にこだわりや実現したいことがある方。
・建売住宅：実物を見て選びたい方。打ち合わせの時間はあまり取りたくない方。
ただし家にこだわりがある方でも、建売住宅で理想に合った住宅に出会うケースはあります。逆に建売住宅で検討していたけれど、意外と譲れない部分に気づいて注文住宅に変更する方もいらっしゃいます。最初から決めてしまわず、柔軟に対応できるように両方検討するのもいいかもしれませんね。
【ポイント2】資金計画はローン？それとも現金？
住宅を購入する場合、住宅ローンを組まれる方がほとんどです。ローンを組む銀行によって、金利の違い・借りやすさの違い・手数料、保証料の違いなどさまざま。店舗で相談するのか、店舗を持たないネット銀行を利用するのかもメリットデメリット踏まえて検討する必要があります。
現金をお持ちの方は、金利分がもったいないので現金で支払うという方もいらっしゃいます。しかし住宅ローン減税がある間は、手元に現金を残しておくほうがお得なケースも。現金でと思っている方も、一度金融機関に話を聞いてみるといいかと思います。
【ポイント3】注文住宅用の土地の探し方
土地の購入方法は大きくわけると「①仲介物件を購入する、②建築条件付きの物件を購入する」の2パターンです。
仲介物件というのは、不動産業者に紹介してもらう土地のことです。仲介業者だけが見れる土地情報をインターネット上で閲覧でき、それを紹介してもらいます。契約の際は不動産業者に仲介手数料を支払う必要があります。
建築条件付きの土地とは、施工会社が決まっており、一定期間内に建てることという条件がついている土地です。土地を購入する前に「自分の建てたい家がその施工会社で実現できるのか？」「予算内におさまるのか？」などを検討する必要があります。施工会社との土地の売買契約が多いので、仲介手数料不要のケースが多いです。
注文住宅の主な相談先
では注文住宅を建てる際には、誰に相談すればよいのでしょうか。先ほども説明したように、お客様の状況によって違ってきます。
ハウスメーカー
ハウスメーカーとは、広範囲で展開する住宅会社を指すことが多いです。全国展開しているメーカーも多く、今住んでいる場所から離れた場所で家を建てる方も相談しやすいです。
建築部材は工場で規格化されているので、品質のばらつきが少なく、比較的工期も短いのが特徴。品質は安定しますが、価格は工務店に比べて高くなる場合も。メーカーによって違うので聞いてみるのが一番ですね。
工務店
工務店はハウスメーカーに比べて、地域密着型の会社が多いです。プランの自由度が高く、ハウスメーカーに比べるとお求めやすい価格の会社もあります。
しかし、工務店も全国にたくさんありますので会社によって質にばらつきがあり、自分にあった工務店を探す必要があります。地元の工務店ですと土地の情報も詳しいでしょう。
設計事務所
設計事務所は設計のプロ。間取りやデザインの漠然としたイメージを形にできるので、住宅のイメージが具体的になるというのがメリットです。施工は別の業者に依頼するケースが多いので、後から間取りや設備の修正がしにくくなる可能性もあります。
不動産業者
建てる土地が決まっていない場合、不動産業者に相談する方も多いでしょう。不動産仲介会社は土地の物件情報も知識も豊富です。しかし、不動産業者は土地のプロですが、住宅のプロではありません。
土地の契約が済んだ後に、自分たちの理想とする家がその土地には建たないという可能性もあります。不動産業者に相談する場合も、施工会社にも合わせて相談するのがよいでしょう。
住宅相談カウンター
住宅相談カウンターはいろいろとありますが、オンライン上でも無料相談ができるところも多いです。住宅ローンや住宅に係る費用など、具体的な相談もできます。自宅からパソコンやスマートフォンで簡単に相談でき、中立な立場でアドバイスをもらえるのがメリットです。
まとめ
建築方法も相談先も、はじめから一ヵ所に絞る必要はありません。複数の意見を聞ける方がより視野も広がりますし、自分たちがどうしたいか方向性も定まりやすいと思います。一生に一度あるかないかの大きなお買い物なので、じっくり検討して、「よかった！」と思える住宅づくりを楽しんでくださいね。
