新築住宅でおすすめのキッチンメーカー3社比較
新築住宅を建てる上でぜひともこだわりたいキッチン。おしゃれなデザインにこだわるもよし、使いやすさを重視するもよし、選び方は自由です。しかし、多種多様な品揃えがある一方で、どれを選ぶのがご自身に最適か分からない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、おすすめのキッチンメーカー3社の特徴をまとめています。メーカーを選ぶ際に比較して検討できるので、ぜひ参考にしてください。
おすすめキッチンメーカー①LIXIL
出典/LIXIL
LIXILは比較的リーズナブルな価格で、デザイン・機能性とのバランス良いキッチンメーカーです。サイズも豊富に展開されているため、ご自身の住まいにぴったりなキッチンを選びやすいのも嬉しいポイントです。
【特徴1】サイズ豊富でリーズナブル
LIXILのキッチンは、比較的リーズナブルなのが一つの特徴。ローグレードで価格が安いものでも、機能性に優れた定番アイテムが盛り込まれています。
また、住宅のサイズに合わせて細かくサイズを設定できるのも大きな魅力です。色やデザインもインテリアと合わせてコーディネートできます。予算に限りのある方でもおしゃれで使いやすいキッチンを選べるのがメリットです。
【特徴2】熱や傷に強いセラミックトップ
LIXILのワークトップは「セラミック・人工大理石・ステンレス」の3つから選べます。そのなかでも特におすすめなのが「セラミックトップ」です。
出典/LIXIL
熱や傷、汚れにとても強い素材で、きれいな状態を長く保てます。熱したフライパンを置いたり、金属でこすったりしても変形や破損が起きにくいため、ハードユーザーに一押しの素材です。
【特徴3】片付けしやすい収納やシンク
毎日のキッチン作業では、片付けがストレスになりやすいもの。LIXILのキッチンは、そんなお悩みを解消できるポイントが満載です。
こちらの「らくパッと収納」は、収納のほとんどが引出しになっています。引出しの高さもさまざまで重ね置きが減らせるため、物の出し入れも楽です。
出典/LIXIL
「Wサポートシンク」は、汚れが排水溝に流れやすい構造になっているだけでなく、シンクの上で作業ができる台も設置できます。揚げ物の衣づけなどの汚れやすい作業もシンクの上ででき、片付けの工数を大幅に減らせます。
出典/LIXIL
LIXILの商品ラインナップ
LIXILのキッチンは、グレードの低いものから「シエラ」「アレスタ」「ウエルライフ」「リシェルPLAT」「リシェルSI」といったラインナップです。
出典/LIXIL
特に「リシェルSI」「アレスタ」に関しては、セレクトする機能や素材によって価格が大きく変わります。使いやすさやデザインなど、ご自身がこだわりたい部分に合わせて検討してみてください。
おすすめキッチンメーカー②クリナップ
出典/クリナップ
クリナップは、長く綺麗に使えるステンレスキッチンが根強い人気を誇ります。機能性に優れており、使う方の目線に立ったこだわりの利便性が最大の魅力です。
【特徴1】クリナップといえばステンレス
クリナップは業界におけるステンレスキッチンの先駆者。スタイリッシュな印象で、プロの厨房のような雰囲気がお好きな方におすすめです。
出典/クリナップ
ワークトップがステンレスのキッチンは他社にもありますが、クリナップは骨組みなどの構造部分にもステンレスを採用しているのが特徴。汚れやサビに強く、長く衛生的に使えます。
【特徴2】お掃除しやすい設計
クリナップのキッチンは、掃除の手間を大幅に短縮できる工夫が施されています。
例えば、年末の大掃除で憂鬱なレンジフードの掃除を楽々すませられる「洗エールレンジフード」。給水トレーにお湯をセットするだけで、自動でレンジフードのお掃除を済ませてくれます。
出典/クリナップ
「流レールシンク」は、シンクに落ちたごみや流しきれない泡を水路に集めてスムーズに流せる構造。掃除がしやすいだけでなく、節水にもつながります。
出典/クリナップ
クリナップの商品ラインナップ
クリナップが展開する家庭向けのキッチンは、グレードの低いものから「SK/さくら/すみれ/クリンプレティ」「コルティ」「ラクエラ」「ステディア」「セントロ」があります。
出典/クリナップ
グレードの低いキッチンでもサイズやデザインを選べますが、グレードの高いものほど細かく選べる仕様になっています。新築住宅のキッチンを存分にこだわりたい方は、機能性やインテリアのイメージを明確にして検討すると良いでしょう。
おすすめキッチンメーカー③パナソニック
出典/Panasonic
パナソニックのキッチンは、さすが家電メーカーといえる高い機能性が最大の魅力。また、業界の中では最大限に細かくサイズ調整ができ、インテリア設計に自由が利きやすいのもおすすめしたいポイントです。
【特徴1】お手入れしやすい
パナソニックのキッチンは、毎日のお手入れの工数を削減できる仕様になっています。レンジフードの掃除を全自動で毎日行ってくれる「ほっとくリーンフード」や、水垢がつきにくい素材を採用した「ラクするーシンク」が搭載されており、大掃除の手間を省いて効率化できます。
出典/Panasonic
また、シンクの広さやレンジフードの高さはお手入れがしやすいように設定されているのも、メーカーの思いやりが伺えます。
【特徴2】調理しやすいワイドコンロ
パナソニックのワイドコンロシリーズは、コンロ部分が直線的に横並びに配置されているため、調理中の動線が非常にスムーズになります。
出典/Panasonic
配置が横並びだと、コンロ手前にスペースができるのが最大のメリット。フライパンや鍋の柄が邪魔になりにくく、空いたスペースにお皿を置けるため、キッチン間の移動を減らせます。一度に複数の調理をこなすのが楽になるので、仕事終わりの短時間調理や大家族の調理にもぴったりです。
パナソニックの商品ラインナップ
パナソニックの新築住宅向けのキッチンは、グレードの低いものから「V-style」「ラクシーナ」「L-CLASS」といったラインナップです。
出典/Panasonic
特にL-CLASSは、住まいに合わせてセレクトできるデザイン性・機能性ともに申し分なく、実際に設置したユーザーからも高い評価を得ています。
まとめ
ご紹介した3社のキッチンは、いずれも「お手入れのしやすさ」「機能性」「デザイン性」に優れているのが共通する魅力。その中でも、「価格とバランス」「使用素材」「機能性」など、それぞれのメーカーごとに他社と差別化した強みがあります。ご自身のこだわりポイントにマッチする強みを持つキッチンメーカーに注目して検討してみてはいかがでしょうか。