香川の新築住宅の平均坪数は?3〜5人暮らしの坪数や間取り例も紹介
新築住宅を計画するとき、家族が快適に過ごすにはどのくらいの広さが必要なのか気になりますよね。ここでは、香川県の平均坪数を全国平均と比較して紹介します。家族の人数別の間取り例も合わせて紹介しますので、ぜひご覧ください。
新築住宅を建てる平均坪数は?
「どのくらいの広さの家を建てたいですか?」と聞かれてもいまいちピンとこない方もいるでしょう。まずは一般的な家の広さを、住宅金融支援機構の「フラット35(住宅ローン)」利用者の2020年度のデータを元に、全国平均と香川県の平均をみていきましょう。
全国の新築住宅の平均坪数
こちらが、全国の新築住宅の平均坪数です。
住宅面積 | 敷地面積 | |
注文住宅 | 124.4㎡(37.6坪) | 315.7㎡(95.5坪) |
土地付き注文住宅 | 111.1㎡(33.6坪) | 219.1㎡(66.2坪) |
建売住宅 | 101.1㎡(30.6坪) | 139.2㎡(42.1坪) |
比較すると、注文住宅の方が建売住宅よりも坪数が大きいことがわかります。建売住宅は全体の金額を抑えるために坪数を少なくするのに対して、注文住宅はこだわりが多く坪数が大きくなる傾向にあります。
香川県の新築住宅の平均坪数
こちらが、香川県の新築住宅の平均坪数です。
住宅面積 | 敷地面積 | |
注文住宅 | 117.4㎡(35.5坪) | 297.1㎡(89.9坪) |
土地付き注文住宅 | 112.1㎡(34.2坪) | 241.8㎡(73.1坪) |
建売住宅 | 105.5㎡(31.9坪) | 184.2㎡(55.7坪) |
全国平均と比べると、香川県では敷地面積は大きめなのが特徴です。 理由としては、首都圏と比べて土地の価格が安いため、広い土地を購入しやすいことが挙げられます。 庭を広くとることができるため、複数台の駐車場を作れたり、庭でバーベキューをするなどもできますね。
家族構成から坪数を計算する方法
家族の人数ごとの坪数は、国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」という資料が参考になります。
【最低居住面積基準】 |
10㎡×人数+10㎡ |
【誘導居住面積基準】 |
都市居住型:20㎡×人数+15㎡ |
この面積基準を元に、3人~5人家族の家の広さや間取りのイメージを紹介していきましょう。
3人家族の基準坪数と間取り
3人家族は「夫婦+子1人」「夫婦+親1人」「親1人+子2人」などさまざまな家族形態があります。それによって若干必要な坪数は変わってきますが、居住面積基準に合わせて紹介します。
基準坪数
住居面積基準の計算に当てはめると、住宅面積の目安は次のとおりです。
・誘導居住型面積基準:100㎡(30.2坪)
間取りのイメージ
・LDKが15~18畳
・寝室6畳
・子ども部屋などの個室6畳
・その他、収納、水まわり設備、階段、廊下、玄関など
夫婦で寝室が別の場合や、親1人+子2人暮らしの場合は、4.5畳×3部屋程度になります。
4人家族の基準坪数と間取り
4人家族の形態も3人家族と同様さまざまです。「夫婦+子2人」「親1人+夫婦+子1人」「親2人+夫婦2人」などが考えられます。
基準坪数
住居面積基準の計算に当てはめると、住宅面積の目安は次のとおりです。
・誘導居住型面積基準:125㎡(37.8坪)
間取りのイメージ
・LDKが18~20畳
・寝室が8畳
・子ども部屋などの個室6畳×2部屋
・その他、収納(ウォークインクローゼットや納戸)、水まわり設備、階段、廊下、玄関など
和室などの部屋が別で必要な場合は、LDKや個室がもう少し小さくなります。
5人家族の基準坪数と間取り
5人家族ですと「夫婦+子3人」「親1人+夫婦+子2人」などのパターンが考えられます。同じ5人家族でも「親1人+夫婦+子1人+夫婦の兄弟」のように世帯数が増えると、必要な坪数も大きくなるので注意が必要です。
基準坪数
住居面積基準の計算に当てはめると、住宅面積の目安は次のとおりです。
・誘導居住型面積基準:150㎡(45坪)
間取りのイメージ
・LDKが20畳以上
・和室が8畳
・寝室が8畳
・子ども部屋などの個室6畳×3部屋
・その他、収納(ウォークインクローゼットや納戸)、水まわり設備(広い浴室やトイレなど空間にゆとりあり)、階段、廊下、玄関(シューズクローゼット)など
親との同居の場合、キッチンを別にした二世帯住宅の間取りも考えられるでしょう。
まとめ
どんな広さの家が建てたいイメージがわきにくい場合でも、全国や香川県の平均を知るとイメージがしやすいかと思います。この記事を元に、ご家族の人数や家族形態に合わせた広さを、ご家族で話し合ってみてください。